「一般的には」とか「無難だ」とか「多くの場合は」という言葉の見えない壁
本日は西へ東へカーテンのお打ち合わせ。
現場確認と引渡後のお客様のお宅へ行ったり来たり。
カーテンのお打合せが2件ありましたが…
1件はほぼ全ての窓にダブルシェード。
洗面所やおトイレからホールの小窓に至るまで。
+バーチカルブラインド1箇所。
もう1軒はLDKにダブルカーテンとウッドブラインドの組合せでご提案しました。
「かっこいいモダンな感じがいい!」とのお言葉と、窓の数が多いので全く同じ生地で揃えてしまうと単調なイメージになりそう…との考えでオススメしました。
既製品のカーテンコーナーへ行くと、無地、万人受けしそうな淡い色柄、薄い草花模様などを良く見かけます。
既製品は決まったサイズで量産できて価格を落とせるのがメリット。
だから、年齢や性別によって好みが分かれにくい色柄になるのは当然だと思います。
時と場合によって、リーズナブルで買ってすぐに取付ができるという既製品のメリットを生かす場合もあると思います。
一方で、今回はオーダーカーテンのお打合せでした。
お値段も張りますし、お時間も頂く事になりますが、それでもオーダーという方法を選んで頂きましたので、「我が家らしい」というのは1つのポイントだと思っています。
来客もあるLDKだからといって「無難なベージュの草花模様」でなくてもいいと私は思うのです。
ピリッと辛子色の効いた切り返しカーテンがきてもいいと思いますし、
北欧風の大きな柄が入ったようなシェードがきてもいいと思います。
お家に住まう方が使い易くて落ち着くものであるならば、あり。
拒否される可能性が低いから、安心だから
チャレンジしてみたい気持ちはありつつ、ついつい「無難」とか「よくある」に落ち着く、というのもわかります。
それが悪いという意味ではありません。
「無難」が落ち着いて過ごしやすい空間ならば、それが一番。
LDKにこんな明るい色持ってきちゃって大丈夫かしら…
こんな大胆な柄は使ってるの見たこと無いけどいいのかしら…
と悩まれている方!
せっかくのオーダー品ですから、自分色に染めないともったいない!
そう思います。
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